それには深いワケがある
認知症になると、お年寄りはこちらの予想外の行動をとる。かわいいものだと「下駄箱を開けたらプリンが入っていた!」というようなことだ。うちのママさんも時々モモンガやトラ吉の予想を超える。トラ吉は、そんなママさんの日常を、「相変わらずマイペースです」とメールに書いてくる。
ママさんは、夏でも厚手のジャケットを着ていたりする。「こんなに暑いのになんでこんなの着てんの! 季節に合った格好してよ~。全くぅ~」とモモンガは怒る。しかしママさんいわく、「袖の短い服は寒い」「今日は肌寒い」と。もちろん寒い季節ではない。認知症になると季節に合った服装ができなくなるというけど本当だなと思っていたが、ママさんは「前の日より天気がいいか悪いか・気温が高いか低いか」ということがその日の服装を選ぶ基準のようだ。
一方モモンガはというと、「4月も中旬だから、そろそろ半袖のシャツを出そうかな」などのように、服装を決める基準をカレンダーにおいている。だから季節外れの雪が降ったリすると、寒さに震えながら外を歩く、という羽目に陥る。
また、ママさんは温かい方が望ましいものをよくコタツの中に入れる。パジャマだとか、靴下だとか。焼き芋が入っていたこともあった。「なんでこんなものがこんなところに入っているのっ!!」とモモンガは激怒したが、ママさんの基準に当てはめると腑に落ちる。
冷静に考えると、全ての行動には理由があることがわかる。だから「下駄箱にプリン」も、きっと深い深いワケがあるのだろう。
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コメント
冷暗所つながり?棚(茶箪笥)つながり?こっそり隠しておきたいもの(大切なもの)つながり?…はい、今、下駄箱を開け閉めしながら考えております(^^)v。
投稿: レッサーパンダ | 2009年5月16日 (土) 15時57分
レッサーパンダさん。コメントありがとうございます。モモンガは「茶箪笥つながり」ではないかと。下駄箱も茶箪笥も、木製の引き戸がついてますよね。それに、冷蔵庫がなかった昔は、なんでも茶箪笥に入れていたような気がします。この「茶箪笥」っていう名称も、今は聞かなくなりましたね~。
投稿: モモンガ | 2009年5月23日 (土) 23時42分