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消え行く商店街

今日は「なんちゃって」ヘルパー日。いつものようにママさんと買い物に出かけた。いつものスーパーの前に、ナガノ商店(仮名です)という日用雑貨店がある。トイレットペーパーから洗剤、鍋、釜にいたるまで扱っている商店で、モモンガが小学生のときからある。今日、そのナガノ商店に、「閉店セール」という張り紙があるのを見つけた。

びっくりして店のおじさんおばさんに聞くと.......。道路が拡張されることになって、立ち退くのだという。えぇ~っ! そんな.....。ずっと昔からこの場所にあって、モモンガやトラ吉をはじめ地元の子供達の成長を見守り、最近では地域のお年寄りの心の支えになっていたのに。モモンガもママさんも日用品はここで買い、そのたびにおじさんおばさんと世間話をするのが楽しみだった。

確かに道路が拡張されれば便利になるだろう。しかし、これ以上便利な生活って必要だろうか。それよりも、何十年もかけて構築されてきた地域の人間関係のほうが大切にされるべきなのではないだろうか。

気がつけば、昔はあった八百屋も肉屋も魚屋も、総菜屋もパン屋も酒屋も、靴屋も薬屋も花屋も、そして信用金庫でさえも消えていった。その跡地にはコンビニやカラオケBOXが出来たが、それも今はもうない。

国のお偉いさんは言う。子供や高齢者は地域で見守りを、と。しかし、その地域の存続が危機に瀕している。人間関係は、ある日突然できるものではない。長い年月が必要だ。みんな! 今あるものをもっと大切にしようよ! なくなってからじゃ遅いんだよ!

ナガノ商店のおじさんおばさんは、お得意さんもいることだしこの地で商売を続けたいと話してくれた。現在、物件を捜しているという。どうかナガノさんの希望に合った物件が見つかりますように。モモンガの祈りの課題がまたひとつ増えた。

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介護認定、2度目の更新

時のたつのは早いものだ。介護認定も、2度目の更新を迎えた。今回も前回と同様に、ケアマネさんが市役所から委託されて調査にやってきた。今回は、トラ吉の帰宅時間に合わせて午後6時30分スタートだ。

認定はまず、ママさんへの質問から始まった。ケアマネさんは決して急がせず、かといって子供扱いもせず、質問を続けていく。内容は、前回とほぼ同じで、日常生活についてのことである。

ケアマネさん「お風呂は毎日おうちで入ってらっしゃいますか?」

ママさん「ええ、もちろん」

ウソだ~。ケアマネさんはちゃんとわかってるけど、ママさんの後ろでモモンガは大きく首を振る。

そのあと、ママさんがちゃんと体を動かすことができるかどうかのチェックもあった。これも前回と同じで、横になってからどうやって起き上がるか、寝返りは打てるか、などである。

そして、モモンガとトラ吉にもいくつか確認のための質問があった。「迷子になってしまったことはあるか」に始まり、「物を盗られた、と言うことはあるか」「収集癖はあるか(ゴミなどを拾ってくる場合があるらしい)」「幻聴、幻覚はあるか」など聞かれた。これからも迷子になるかもしれない(注:昨年末に迷子になってしまった)が、その他については今のところ大丈夫だ。

最後に「何か困っていることはありませんか」と聞かれた。う~ん。。。この質問に答えるのは難しい。少し困ることはたくさんある。昼間、ママさんがちゃんと食事を取っているかどうか心配だし、電話セールスや押し売り、火の始末も心配のタネだ。ふら~っとどこかへ行って、帰ってこられなくなったら。。。とも思う。このように心配なことはたくさんあるのだが、どれもいっときを争うほどの一大事ではないんだよね。それで、「少し困ることはあっても、今すぐ何とかしなければと思うほどのことはありません」と答えた。これはトラ吉も同意見である。

認知症介護の日々には時々本当に予想もつかないことが起こる。それに慣れてしまったのか、モモンガもトラ吉も多少のことには驚かなくなった。これがいいのか悪いのか、モモンガにはわからない。

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