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介護はいつ始まるかわからない

イワテさん(仮名です)のおじさんが退院してきた。イワテさんはママさんちのご近所さんで、いつも本当にお世話になっているご家族だ。そのおじさんが昨年秋に急な病で倒れた。入院は数ヶ月に及んだという。

退院してきたおじさんはひとまわり小さくなったようで、杖をつく姿も弱々しかった。おばさんの話では、身体機能だけでなく、記憶にも障害が出ているという。早速介護認定も受けたそうだ。出た判定を聞いて、モモンガはびっくりした。だって、あんなとんちんかんなうちのママさんよりも重いなんて!

イワテさんのおばさんは、これから家の中のあちこちに手すりを付けたりしなきゃいけないこと、デイケアを今探しているところだということを話してくれた。「おたくのママさんは、どこのセンターに行ってるの? そこはどんな感じ?」などなど聞かれたので、モモンガは知っている限りのことを伝えた。

イワテさんのおじさんだってもういい年だけど、町内会隣組では要の人物だ。いつだったかママさんが「鍵をなくして家に入れない。。。」と訴えた時は、はしごを持ち出して2階の施錠していない窓から家の中に入って鍵を開けてくれたという。それに、かつてほとんど実家に寄り付かなかったモモンガに、「この親不孝者!」と一喝してくれたこともあった。おじさんは、お孫さんとの携帯メールのやりとりを楽しんでいたそうだ。それなのに、今は携帯電話の使い方がわからなくなってしまったとのこと。。。

どうしてイワテさんのような人にこのような試練が与えられるのだろう。こんな時は、神も仏もないものかと思う。「なんちゃって」ヘルパーの帰り道、夜空を見上げながらモモンガはまた泣きそうになった。

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