長門裕之&南田洋子夫妻の闘い
先日、テレビのドキュメント番組で俳優の長門裕之・南田洋子夫妻の日常が紹介されていた。洋子夫人が認知症を患い、食事に、歩行に、そしてトイレに至るまで、夫である長門氏が献身的に介護をしているという。ふたりの生活にテレビカメラが入って、その日が第一回目の放送であった。
放送を見ていて気になったのは、妻の世話は自分でなければ....と言った長門氏の言葉である。その気持ちはもちろんわかる。長年連れ添った妻のことを一番よく知っているのは、やはり夫であろう。しかし、「自分でなければ.....」「自分でなければ.....」という言葉で自らを縛らないでほしい。介護は何年続くかわからない。だから、自分以外の人に、組織に、頼れるところは頼ろう。介護保険だってある。長門さん、早く介護保険の申請をしたほうがいいよ~(注; 放送では介護保険については触れられていなかった。しかし、まだ専門医にかかっていないということを聞いて、申請はまだだなとモモンガは判断した。だって、医者の診断がなければ介護保険の認定は下りないんだよ~)。
それからもうひとつ。長門氏は、「洋子より先に死ねない」と口にしていた。氏も大病を患ったことがあり、健康に不安を抱えているそうだ。しかし、何としても長生きせねばという気持ちが伝わってきて、いたたまれなくなった。その気持ち、すっごくよくわかる。モモンガだって同じだ。モモンガとトラ吉だって、ママさんより先に死ぬわけにはいかない。子供が親より長生きできる保証なんてどこにもないのだ。
長門氏が、現在の生活にテレビカメラを入れたことは正解だと思う。定期的に外の人が入ることにより、長門氏自身も生活にメリハリが出来、洋子夫人にも刺激になると思うからだ。これからも長く続くであろう介護生活を、氏がなんとか乗り切ることができるよう、祈らずにはいられない。
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