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ワンパターンの大切さ

認知症のお年寄りには普段の生活パターンをできるだけ変えないようにしなければならない、と以前どこかで読んだ。でも、モモンガはそれをすっかり忘れていた。。。。

某月某日。今日は「なんちゃって」ヘルパー日。夕食の用意をしていたら、隣のフクシマさん(仮名です)のおばさんが回覧板を持ってきた。今回は普段と違う順番でまわっているという。読み終わったら、イワテさん(仮名です)のうちに持っていってと言われた。早速ママさんに頼むことにする。

モモンガ「ママさん、この回覧板、イワテさんちに持ってって。」

ママさん「はいよ~」

数分後、フクシマさんのおばさんがやってきた。「ママさん、イワテさんちを通り越して行っちゃったよ」 エッ! そりゃ大変だ~。あわてて家の外に出てみると。。。。あ~よかった。ママさんがこっちへ戻ってくる。

モモンガ「ママさん、それイワテさんちに持ってって。ちゃんとピンポン押してよね~」

ママさんがイワテさんちの呼び鈴を押しているのを確認して家に戻った。やれやれ。お米を研いでいたら、外でイワテさんのおじさんとフクシマさんのおばさんが話している声が聞こえてきた。ママさんが回覧板を持ってきたので、イワテさんは「おばちゃん、違うでしょ。フクシマさんちでしょ」と、フクシマさんちまで連れてきてくれたらしい。そこでフクシマさんが事情を説明して。。。。。

あぁ、初めからモモンガが持って行けばよかった。不精したばっかりに、フクシマさんにもイワテさんにも手間を取らせてしまった。。。。ここで、「認知症のお年寄りに対しては、行動パターンをできるだけ変えないように」という教えを思い出した。回覧板を回す順番なんて些細なことと思われるかもしれない。しかしこんな些細なことでさえ、普段と違うときは「要注意」なのである。モモンガ、改めて学習した。

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介護もコミュニケーション

あらゆる場でコミュニケーションの大切さが叫ばれている。認知症介護の現場も例外ではない。そのコミュニケーションを取るべき相手とは?

もちろん認知症のじいさんばあさんとコミュニケーションを取るのはむずかしい。だって相手は新たな記憶の上書きができないのだから。コミュニケーションを取るべき相手とは、介護に当たる家族のメンバーをはじめ、ケアマネさん、ヘルパーさん、ご近所さん、友人・知人など周りを取り巻く人々だ。家族間、特に離れて住んでいる者同士のコミュニケーションはとっても大切。

過日、ペンギンさんからメールが来た。ペンギンさんはモモンガの友人で、妹さんと力を合わせて親御さんの介護に当たっている。ペンギンさんのところでは、朝のうちにペンギンさんが「元気~?どうしてる?」と電話を入れてもそれを親御さんが忘れてしまい、夕方妹さんが「おねえちゃん、電話してくる?」と聞くと「全然かけてこないよ~」と答えてしまうとか。それを聞いた妹さんは、「おねえちゃん、何してるのよっ!」と怒る。。。という具合らしい。

う~ん、その光景が目に浮かぶ。モモンガのところもそうだった。トラ吉が「ママさんもう全然風呂に入んないんだぜ。ひとこと言ってくれよ」と連絡してきたときのことだった。モモンガがママさんに電話して様子を聞くと。。。。「そんなことないよ~。お風呂は毎日沸かして入ってるよ。寒いときは入らないけどね」とママさんは明るく元気に答えた。全くトラ吉ったら大げさなんだから、とその時モモンガは本気で思ったのだ。

ママさんに限らず、認知症のお年寄りは電話の応対になるとシャキッと明るく元気になるらしい。恥ずかしながらモモンガはすっかりだまされていた。ペンギンさんのところはというと、さすが姉妹だけあって連絡は密に取っているとのこと。だから今のところは大きなトラブルには至っていないそうだ。モモンガも「なんちゃって」ヘルパーを始めてからはトラ吉としょっちゅう情報交換をしている。

そろそろ介護が必要となる年代のお年寄りがいる人! 遠く離れて住んでいる人は特によく聞いてほしい。電話で話すときは、必ず同居している家族の誰かとも言葉を交わそう。お年寄りが一人暮らしだっていう人は、時々様子を見に行ってみよう。簡単には訪ねていけないっていう人は、ご近所さんや親戚・友人・知人の手を借りよう。それらの人々と気軽に言葉を交わせるように、普段からよくコミュニケーションを取っておこう。それは、きっとあなたを助けてくれる。

余談だが、コミュニケーションツールとして使えるのが携帯電話のメール。電話が掛けられない時もメールなら大丈夫。ちょっとした空き時間にもメッセージを送れる。文字で残るから、介護記録にもなる。携帯メールは若者だけのものではない。介護に当たる忙しい人々にこそ有効利用してほしい。

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携帯用おしりふきのその後

大人用の携帯用おしりふきがない! と先日書いたところ、レッサーパンダさん、ママ熊さんが情報を寄せてくださった。お二方、本当にありがとうございます。

そして今日、友人のアライグマさんが、超ミニサイズのおしりふきを持ってきてくれた。「ハイ、おみやげ」と言われたときは、てっきり(化粧直し用の)脂取り紙かと思ったよ~。

で、どんなに小さいかを見てください。モモンガが以前買ったサイズのものと並べて写真を撮りました。間に置いてあるのは、30センチの物差しです。ほら、小さいでしょ? あるところにはあるんですね。皆さん、本当にありがとうございます。「なんちゃって」ヘルパー生活を多くの方が支えてくださっていることを思えば、何だってできる気がします。

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ママさんのお出かけセット

「ママさんのお出かけセット、そろそろ作ったほうがいいんじゃないの?」と、トラ吉が言う。「お出かけセット」とは、文字通りお出かけするときに持っていくもののことである。普通の人なら「財布」「携帯電話」は必須。女性なら化粧道具も入るだろう。ハンカチ、ティッシュも入れていいと思う。空模様によっては折り畳み傘も持っていくかな。

さてママさんのお出かけセットとは。。。。ズバリ、「替えの下着、おしりふき、使い捨てのビニール手袋」である。以前にも書いたが、ママさんは時々トイレを失敗するようになった。ショッピングセンターのトイレをひどく汚してしまったこともある(もちろん、モモンガが泣きそうになりながらも掃除しました(ToT)。。。)。ちょっと遠出をしたときは心配だ。よく「万が一」というが、ママさんの場合は「千が一(?!)」ぐらいの確率になってきていると思う。それでお出かけセットを用意しておこうということになったのである。

替えの下着は家にたくさんある。使い捨ての手袋は100円ショップで買った。で、おしりふきは。。。。と探したか、手頃なものが見つからない! おしりふき自体は売っている。まず皆さんよくご存知の赤ちゃん用のもの。持ち運びに便利なサイズ、ちょっと大型のポケットティッシュのような感じのものだ。ああいうので大人用のものを想像して、近所のスーパーやドラッグストアを見に行ったのだが、大人用ので携帯に便利なサイズのものはないのだ。どの店を見ても、売っているのはお徳用?の大きいサイズ。持ち歩くにはかなりキビシイ。

どうしてないんだろう。。。ちょっと考えたらすぐわかった。「おしりふきが必要な大人が外出することは想定されていない」ということだ。寝たきり、またはそれに近い状態の人のベッドの傍に置いておくのだろう。そのためにお徳用の大きいサイズのパッケージなのだろう。お店の人に聞いてみたのだが、同じような答えが返ってきた。

おしりふきが必要な大人は外出しないのだろうか。いや、そんなことはない。一人ではできなくても、何らかの形で介助者が一緒だったらすると思う。そんなときはおしりふきだって外出の必携品になるのではないか。

尿漏れ対策の下着は既に売られている。安心してお出かけするために、というキャッチフレーズもついている。尿漏れ対策の下着があるなら、携帯サイズの大人用おしりふきだってあってもいいのではないか。高齢者は増えることはあっても減ることはない。大人用の携帯サイズのおしりふき。メーカーさんにはぜひぜひ前向きに検討してもらいたい商品である。

その後の話: 何軒もの店を回って、一番小さいサイズのおしりふきを買った。よくあるティッシュの箱のサイズより一回り小さいものだ。まだちょっと大きいけど、仕方ない。お出かけセットは2セット作り、トラ吉とモモンガの手元に置いてある。今のところ、外出先で使う羽目になったことはない。

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